VN-L5シリーズのブログスタートです

このブログではローバンド(160m or 80m)用20W出力コンパクトCWトランシーバーVN-L5シリーズに関する情報を発信します.

 


3年ほど前にVN-xx02シリーズの頒布をスタートしたところローバンド版のご要望をいくつかいただき同シリーズで対応することを当初考えましたが,3Wという出力はローバンドでは運用的にいささか厳しいことから,出力を上げつつもコンパクトさを維持したいと思い新たに設計することに決めました.

まずVN-xx02シリーズをベースに送信部を主に強化するため終段をFKI10531という安価な電源用のMOSFETを使ったE級プッシュプル増幅回路とし,最大20W超えの出力を得ながらヒートシンクレス運用を可能にして結果VN-xx02シリーズに匹敵するほどコンパクトにまとめることができました.

またVN-xx02シリーズにはなかった機能(電源電圧,VSWR,パワー表示や2VFO,XIT機能など)を加え,さらに実用に耐えるリグに進化したのではないかと思います.

組み立て・操作マニュアルの最新版のリンクを専用ページに張ってありますので,興味のある方は自由にダウンロードしていただいてご覧いただければ幸いです.


コメント

  1. Kitの頒布ありがとうございました。
    3.5MHzとして、製作開始します。年内完成を目指
    します。Hi

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    1. ご購入ありがとうございます。
      慌てずゆっくりと組み立てをお楽しみください。

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  2. Twitterをご覧いただきありがとうございます。
    とりあえずすべて組み立てました。
    現状
    TX部の不調(パワーがでない)
    RX部 ディップメータからのRF受信OK
    以上の状況をもとに、再度CTRL部からLo、BFO,TX_RFをオシロならびに周波数カウンタでチェック
    LO 9.5~MHz BFO 5.99~MHz TX_RF 3.5~MHz 矩形波 正常と思われる。
    ただし、パドル操作で送受切り替わるが、受信時にエンコーダを右・左いずれに動かしても周波数は変化するが一度送信に切り替わったのちに受信にもどります。リレーの切り替わりもされております。
    回路図を見ながらチェックしておりますがお恥ずかしながら解決できておりません。
    何か思い違いがあるのかもしれませんがアドバイスいただけたらありがたいです。

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    1. PICの5,6番ピン間でハンダブリッジしていませんか?念のためハンダ吸い取り線で余分なハンダを除去してエンコーダの動作の確認を >エンコーダ回すと一度送信に切り替わる

      次にTX部のJP1を一度切り離してからQ4,5のゲートにオシロのプローブを各々当てて、本体をTUNEモードにしてキャリア送信したときの波形が5Vの矩形波になっているかを確認してください。

      以上2点をまず確認してその結果をこちらにコメントしてください。

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  3.  ご指摘ありがとうございました。PIC 5,6番ピン 目視する限り、半田ブリッジみられない。
    念のためテスターをあてるも導通なし。ダメ元で半田吸い取り線で十分に拭うように処理。
    ビンゴ大当たりでした。受信時のエンコーダクリック時に送信モードになる現象は解消されました。目視のあてにならないのが実感されました。
     TX部のQ4,Q5の波形ですが、全く矩形波現れず。当然ながら、周波数カウンタでチェックするも3.5MHz表示されず。マニュアルにある通りTX_RFの入力から順にチェックしていきます。
     おかげで受信は快調です(笑)。 NJM2594V 1番ピンを見間違えましたが、電源ON前のチェックでピンと周辺接続パーツとの導通チェックでピン位置の間違いに気づきICを引っぺがして付け替えました。ICって意外とタフですね!
     それでは良いご報告ができますようチェックしていきます。
    とりあえずご報告とお礼まで。

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    1. 現象から判断すると、CTRL部のSi5351Aのハンダ不良からチェックですね。
      TX_RFピンにオシロのプローブを当てTUNEモードで送信し矩形波が観察できるかどうかから始めてください。

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  4. TX_RFのチェックで3.5MHzの発振を確認。相変わらずオシロでの測定はマニュアル片手で試みるも矩形波は見えるがVp-pがわからない。(これは別次元の問題 Hi)
    TX部の半田確認、途中経過 トランス T1の1次側の半田付け不良発見 これでOKと喜んだがそうは問屋が卸さなかった。出力はダミーロードを付けた状態で当局の受信機で盛大にCW音がモニタできた。音質もきれい。しかしVN-80L5のパワーメーターが振れない。
    Q4,Q5のゲートに3.5MHzは出力されている。(オシロ確認は同上とほほ)
    ジャンパーをつないでの送信時の電流0.19A程度 電圧12V 以上現状報告でした。
    送信出力側のトランスを順次チェックしていくことにします。
    P.S 回路図でチェックしていて、P15にある「Q4のFETは基板の裏面」はQ5だと思います。またまた重箱の隅でした。(笑)

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    1. レポートありがとうございます。
      IC1の出力まではOKそうですね。T3のチェックのほかにC12の+極もしくはQ3のドレインとGNDにテスターを当てて、TUNEモードでの送信時やキーイングに同期して電源電圧が出ているかどうかもチェックしてください。電源電圧が出ていないときはQ3のつけ間違いやCTRL部からのKEYING信号が出ていない(PICのハンダ不良など)などの原因も考えられます。
      それからまた間違いのご指摘ありがとうございます。こっそり修正しました(笑)

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  5. ご指摘のチェック項目を当たってみました。
    送信時やキーイングに同期して電源電圧が出ているか? 出ていません(´;ω;`)
    Q3のピン OK KEYING信号も導通はしている。(オシロでみれば波形で確認できると思うが)
    残るは、Q2 少し半田づけがいい加減!導通チェック 1回目 OK 2回目 NG PIN2がパターン面でなくQ2の足でチェックすると導通しない。これでした。
    結果、OMがマニュアルに記されている通り、半田付けがすべてでした。
    トランスT1の1次側、Q2ピン2のイモ半田 以上で 電源7.4V電池で送信時1.6A 出力5.7W
    をパワーメーターで確認できました。
    いろいろご助言ありがとうございました。
     P.S 送信終了時に「Hi SWR」の表示が一瞬表示(ちらつく程度)されます。特に送信時に表示されることはないんですが、どこか調整必要でしょうか? 

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  6. 訂正 電源7.4V電池で送信時1.16A 出力5.7W 以上に訂正します。

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    1. HiSWRが送信終了時に一瞬表示される件についてですが、ダミーロードにつなげた状態での送信終了時に毎回表示されますでしょうか?もしダミーロード接続で表示されるようでしたら、TX部のC4のハンダ不良の有無を確認してください。
      髙いSWR(3以上)の時は送信終了時に一瞬HiSWRの表示が出ることがあります。
      気になる場合は設定のHiSWR protectionをオフにしてください。(オフにすると高SWR時の送信抑制が働かなくなりますが)

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  7. 是非、再領布をお願い致します!!
    素晴らしいトランシーバーです。
    もし、再領布されたら、次は160mに挑戦したいです。

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    1. 現在1台目が『完成した』方向けに2台目用のVN-L5キットを準備中です。
      1台目お作りでしたら、余っているバンド別パーツは破棄しないでおいてください。

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  8. HARUさん、楽しみに待っております!!

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  9. 再領布の160m版、順調です。
    本当に感動です!!
    ちょっと不思議と言うか疑問に思ったのですが、我が家の300mほど離れた場所に999KHzのNHK送信所があり、試しに受信してみたところSメーターで5つ程の受信感度でした。
    アンテナは3.5MHzのものです。
    固定機の1000MPではSメーター読みではフルスケです。
    勿論、CWでの受信ですのでビートのみの受信なのですが、これで正常なのでしょうか? それとも私の組み立て方がまだ悪いのでしょうか??
    もし、受信に関して疑われる箇所やチェックすべき箇所があれば、是非ともご教授ください。
    まだオシロスコープの波形も完全には理解しておりませんが、もしお気づきの部分があれば、よろしくお願い致します。

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    1. 正直受信場所など同じ条件で比較しているわけではないので、正常かどうかの判断はできません。

      ただ受信部は500kHzから受信できますが、フロントの複同調回路のバンドパス特性から中波放送帯の感度、特に1000kHz以下の領域の感度は悪いです。(下手に感度を上げると中波放送帯の強力な信号がRFアンプ内で飽和してえらいことになります)

      アマチュアバンド内の感度が気になるようでしたら1.8もしくは1.9MHzの発振源(SSGがあれば最高ですが、ディップメータや適当に作った水晶発振器とか)の信号をメーカー製のリグといっしょに受信してみて比較してみるとか、ご自身なりにテストしてみてはいかがでしょうか。

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  11. VN-L5の80M版キット、苦戦しながらも楽しく組み上げることができました。送信出力は12V電源で17W出ました。受信も、良く聞こえますが、若干、近くに強い局があると影響を受けるように感じました。
    しかし、大変、素晴らしいキットです。このコンパクトさで20W弱の出力は、誰も想像できません。ぜひ、7MHz版の出ることを期待しております。
    有り難うございました。

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    1. 80m版完成おめでとうございます。
      デュアルゲートMOSFETのプリアンプやミクサーICを5Vで動かしている関係上、バンド内で強力な信号が存在すると飽和しやすいのかもしれません。
      40m版はまだ未定ですが、VN-L5をベースにしてまた何か作りたいと思っています。

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  12. VN-160L5を3月に完成し、その後2台目の頒布を頂いておりましたがやっとここに来て、VN-80L5を完成出来ました。組立スピード超スローですが分かり易いマニュアルのお蔭で飛び飛びの作業でも安心し楽しんで組立させて頂きました(3月~8月(#^.^#))。完成しました。素晴らしいキット有難う御座いました。
    ワクワクとQRVを楽しませて頂きます(VN-4002,3002,2002でも毎日QRV楽しんでいますTU)。

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    1. VN-80L5完成おめでとうございます。
      他のVNシリーズともどもこれからもご活用いただけると嬉しいです。

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    2. VNシリーズオールで交信楽しませて頂きます。TU

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