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ファームウエアアップデート(ver.1.70L5)

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  VN-L5シリーズのファームウエアアップデートです. 改修点は以下の通りです. ・RFパワーメーターに50ミリ秒のピークホールドを追加 ・VSWRメーターで断続送信時に値が大きくぶれる(時々HISWR!になってしまう)現象をある程度抑えました. ・EEPROMの書き込みが時々うまくいかない場合があるため,消去から書き込み動作に入る前に10ミリ秒ほど間隔をあけました. ファームウエアファイル(VNL5_v170.zip)は こちら からDLし解凍の上MPLAB X IPEで更新してください(Pickit4でも書き込みできることを確認しました)

VN-L5用エンクロージャファイルアップデート

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 VN-L5用のエンクロージャを修正したファイルをマニュアル・ファームウエア置き場にアップしました。   両側パネルのスペーサー部分が本体の装着脱着時に折れてしまうことがあるため、多少補強しました。 上面パネルにはICSPキャップが嵌るところに浅いくぼみをつけています。 底面パネルは旧ファイルにある四隅の脚を廃してその分厚さを増し、ミニパドル(まだ完成していませんが)接続用の2.5mmステレオジャックが収まる取付穴を新設しました。内蔵スピーカーは旧ファイルと同様秋月の小型スピーカーモジュール(P-12494 or P-12495)に合わせています。ステレオジャックは2.5mmパネル取り付け用(C-15496)が装着できます。 フィラメントはABSでもPLAでも可能ですが、本体サイズにピッタリ合わせて設計しており、また素材自体の出力後収縮もあるためスライサーの出力設定で若干拡大調整が必要です。 因みに私の環境ではABSで100.3%拡大としています。 それから上下パネルの左右パネルと嵌合する箇所は若干薄く削る加工が必要になる場合があります。 なお製作時間がかなりかかるため現物の頒布は行いませんのでご了承ください。

ファームウエアアップデート(ver.1.65L5)

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  VN-L5シリーズファームウエアアップデートしました. 主な改修点は以下の通りです. ・Si5351AハードウエアリビジョンBの仕様変更に対応(VCO周波数範囲,PLL,Multisynth設定範囲変更に伴う周波数設定アルゴリズム変更) ・VSWR計算条件の変更 ・設定メニューで値変更後,STEP/ENTERボタン長押しで設定確定しそのまま通常モードに復帰する機能の追加 ・EEPROM書き込み関数の整理 ファームウエアは,マニュアル・ファームウエア置き場にありますのでDL解凍の上書き換えてください. 一通り検証しておりますが,不具合などありましたらコメント欄にご報告いただけますと幸いです.

VN-L5シリーズのブログスタートです

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このブログではローバンド(160m or 80m)用20W出力コンパクトCWトランシーバーVN-L5シリーズに関する情報を発信します.   3年ほど前にVN-xx02シリーズの頒布をスタートしたところローバンド版のご要望をいくつかいただき同シリーズで対応することを当初考えましたが,3Wという出力はローバンドでは運用的にいささか厳しいことから,出力を上げつつもコンパクトさを維持したいと思い新たに設計することに決めました. まずVN-xx02シリーズをベースに送信部を主に強化するため終段をFKI10531という安価な電源用のMOSFETを使ったE級プッシュプル増幅回路とし,最大20W超えの出力を得ながらヒートシンクレス運用を可能にして結果VN-xx02シリーズに匹敵するほどコンパクトにまとめることができました. またVN-xx02シリーズにはなかった機能(電源電圧,VSWR,パワー表示や2VFO,XIT機能など)を加え,さらに実用に耐えるリグに進化したのではないかと思います. 組み立て・操作マニュアルの最新版のリンクを専用ページに張ってありますので,興味のある方は自由にダウンロードしていただいてご覧いただければ幸いです.